DonQuixote 全トヨタ労働組合委員長の言葉

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全トヨタ労働組合委員長の言葉

今日の朝日新聞、愛知総合欄に、全トヨタ労働組合の若月忠夫委員長のインタビューが掲載されていました。
私は愛知に住んでいるのでよくわかりますが、確かにトヨタという会社はこの愛知の経済発展に大きく寄与している(いた?)と思います。愛知のみならず全国の、と言ってもいいかもしれませんね。
しかし、今回の大不況の中、この会社がどういう行動を取ったかを見れば、この会社が労働力をただの材料としてしか見ていない事は明白です。

ただ、この少数派労組の組合委員長のかたの記事を読んで、トヨタの中にもこういう、本当にラインで働く労働者の事までをきちんと考えてくれている方がいるのだと知って嬉しかったです。

この記事ではトヨタの車が国内で売れなくなったのは、「車を買えない若者を生み出したことが最大の原因」と話しています。

本当にその通りだと私も思います。
期間従業員として雇われる人たちはそのほとんどが自分たちが作っている車を買うことなんかできないでしょう。
毎日の暮らしさえままならないのですから。
しかも派遣期間がこないうちに契約を切られてしまうかもしれない恐怖と闘いながら、です。
世間からの批判を受けて、契約期間中に契約を切ることは撤回するようですが、それでも今回の契約期間が終了とともに全契約社員を再契約しないと決定したそうです。

去年までの事を皆さん覚えておいででしょうか。
内部留保をしなければ世界での競争に勝つことはできない、というもっともらしい事を言いながら、トヨタは利益をあげ続けました。
そのために下請けの会社やラインで働く契約社員の皆さんがどれほどしわ寄せを喰らって大変だったか、私はよく知っています。
トヨタという会社が大儲けをしているときも、関連するほとんどの人の生活はそんなに潤いはしなかったはずです。

そういったがむしゃらな経営の結果、トヨタは世界一の自動車会社になりました(あくまでも売り上げで、ですが)

ところが今年、円高と不況が襲いました。
確かに100年に一度の不景気と言ってもいいかもしれません。
世界的な同時不況ですから。

でも、そこでどこよりも踏ん張りのきくはずのトヨタ、キャノンといった大メーカー、日本を代表する大メーカーは我先に、先を争って派遣切りに動きました。

なぜならこういった製造業への派遣はもともとトヨタ、キャノンが先導を切って導入を要求した制度であり、それはなぜかといえば、こういう、利益が薄くなったときに簡単に調整できる労働力として期待していたからです。

それをなんの恥じらいもなく、実行に移しただけなんです。

私は今年トヨタがいきなり赤字転落したのには会計のトリックがあると思っています。
会計には技、というか、数字のマジックがあって、設備投資や減価償却の計上のタイミングややり方でいくらでも黒字幅や赤字をコントロールできるものなんです。

こういう不況のおり、派遣社員を本当に「物」としてばっさり切っているこういった会社が、世間の悪い評判を避けるために、実際以上に状況が悪いと宣伝するためにこういった会計トリックを使っていると私は強く信じています。

そもそもトヨタなんて、無借金経営をしているんですよ?
なんで今年単年度赤字になったからといって派遣社員、契約社員を全員切らなければならないんでしょうか。
中小企業で資金繰りに苦労し、必死になって金策に走っている経営者の皆さんは、自分の会社の社員の解雇は最終手段、どうにもならなくなるまでなんとかして首を切らずに済むようにと必死に頑張っておられるはずです。

トヨタが今まで利益を上げてきた分を社員にいったいどれだけ還元したというのでしょうか。
寮を用意して期間従業員を集めに集め、残業残業でぞうきんを絞るように安い労働力を使いまくり、ちょっと景気が悪くなったら住むところがなくなろうがなんだろうがばっさり切る。
後の保証もなにもなしに切れるわけです。自分たちでそういう都合のいい労働力としてそういう制度を作るように働きかけていたのはこういうことをするためだったのですから。

国内一の大企業がこういう理念もなにもない利益だけ追求する経営なんですから、国の景気が悪くなるのは当然、もちろんこういう契約社員、期間従業員の皆さんがトヨタの車を買うかどうか、考えるまでもないでしょう。
今はもちろん車を買うのに回すお金がないから買えないのですが、景気が良くなって車が買えるようになってもこんな仕打ちをした企業の車を買うかどうか、自分がこういう立場だったら買うと思うかどうかを大企業の偉い人たちは考えてみたことが一度でもあるんですかね。


同じ朝日新聞に、日本人材派遣協会が「派遣切り」という言葉を使わないようにと、各報道機関に文書を送ったという記事がのっていました。

私は大多数の派遣会社がどういう姿勢で派遣社員を集め、使っているかを今までいろいろ見てきました。
中には違う立派なところもあるかもしれませんが、大部分の派遣会社はひどい扱いです。
こういった派遣会社が今までどれだけ不当に利益をむさぼってきたかを知っている者としては、こんなことを言う権利は派遣会社にはないと思っています。

派遣切り、という言葉が適切でない、とのことですが、そもそもほとんどの派遣会社の「派遣」というのは言葉だけ。
会社の都合のいい労働力として人情のかけらもない金づるとしてしか見ていないんですから、派遣切りを使う使わないより先に、「派遣」なんて立派な言葉を使わず、「奴隷労働力」とでもして欲しいくらいです。

いっそのこと派遣労働は全面禁止にした方が、日本に巣喰うガンは簡単に排除できて、景気回復も早まると思います。

今まで一番楽して儲けてきたのは人材派遣会社なんですから。


  1. 2009/01/21(水) 22:53:18|
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